WiMAXはじっくり比較・検討して選ぶのがおすすめです

WiMAXはUQコミュニケーションズが運営している高速通信サービスです。
本家本元はUQコミュニケーションズなのですが、同じ回線を様々なプロバイダが取り扱っています。

 

これは、総務省の方針で、インターネット回線の独占を防ぎ、市場原理による競争をさせることで、利用料金を下げようというものです。
つまりWiMAXを1社だけで提供していると競争がなく、利用料金が下がらないので、様々な会社が平等に扱えるようにしようというわけです。

 

この様々な会社をMVNOといいます。MVNOはMobile Virtual Network Operatorの略で、日本で言うと「仮想移動体通信事業者」といいます。簡単に言うと、「回線は持っていないけど、通信事業をしていますよ」という具合に言えると思います。

 

つまり、WiMAXは本家本元ははUQコミュニケーションズで、あとのプロバイダはその本家から回線を借りている分家ということになります。運用形態によって多少異なりますが、基本的に回線はまったく同じものなのです。

 

各プロバイダは同じ回線を扱いながらもそれぞれ工夫して自社の特徴を打ち出して、顧客を獲得しようとしています。まさに総務省の狙い通りに競争が起きています。

 

前置きが長くなりましたが、WiMAXプロバイダを選ぶ際は、各プロバイダの特徴を理解し、じっくり比較して選ぶのがおすすめです。
当サイトではそんなWiMAXの比較のコツや各プロバイダの特徴、WiMAXの基本的な情報についてまとめていきたいと思います。

WiMAXのプロバイダを比較する

WiMAXのプロバイダは、現在10社以上あります。
ニフティやビッグローブなどの歴史ある老舗プロバイダから、新興のIT企業まで様々なプロバイダが存在しています。
下記はプロバイダの一覧です。

他にもあるかもしれませんが、主要なところではこのような感じです。
これらのプロバイダがそれぞれ特徴あるサービスやキャンペーンを展開しているので、比較するのはけっこう大変です。
しかし、WiMAXの場合、契約期間は2年間で、途中解約すると高額な解約金を請求されてしまいます。
大変な作業ですが、腰を据えてじっくり比較しましょう。

WiMAXプロバイダーを比較するポイント

WiMAXの場合、どこのプロバイダを選んでも回線品質はほとんど変わりません。また、端末も2~3機種しかないため、端末で差をつけることはできません。

 

そこで各プロバイダは様々なキャンペーンや特典を付けて、ユーザーを引きつけようとしています。
サービスが良くなったり、オマケが付いたりするのは分かりやすいのですが、値引きとなると比較が難しくなります。

 

値引きのパターンとしては、キャッシュバックと月額費用の割引があります。
キャッシュバックの場合、月額費用は高めだが、一定期間利用するとお金が戻ってきます。一方、月額費用の割引は月額費用が最初から安く設定されています。月額費用の割引は見たままでわかりやすいのですが、キャッシュバックの場合、お得なのか損なのかがすぐにはわかりません。
そこでおすすめなのが、実質月額費用で比べることです。

実質月額費用の計算方法

実質月額費用は、簡単に言うと、すべての費用を合計して、利用月で割ると計算できます。利用月は2年縛りなので24ヶ月です。
例えば、初期費用が3,000円、月額費用が4,000円、キャッシュバックが20,000円の場合を計算してみましょう。
{3,000円+(4,000円×24ヶ月)-20,000円}÷24=3,293円
となりって、実質月額費用は約3,293円となります。
このように各プロバイダについて実質月額費用を計算して比較するとわかりやすくなります。

しかし、すべて計算するのは大変です

計算方法は比較的簡単なのですが、これをすべてのプロバイダで行おうとするとけっこう大変です。
そこでおすすめのサイトがあります。それは、
WiMAXプロバイダを徹底比較! - WiMAX比較.net
というサイトです。
このサイトはWiMAXのユーザーの方が運営されているらしいのですが、ここにある比較表がとても便利です。
WiMAXの主要なプロバイダについて、毎月1円単位まで計算して比較してあります。
プロバイダのキャンペーンは月単位で変わっていくのですが、毎月更新されているので、最新の価格がわかります。
WiMAXを検討中の方は参考になりますので、一度見てみて下さい。

WiMAXとは?

WiMAX(ワイマックス、Worldwide Interoperability for Microwave Access)とは無線通信技術の規格のひとつです。
世界共通の規格で、技術開発と共に通信速度が向上しています。

 

日本ではUQコミュニケーションズが展開している通信サービスです。周波数帯は2.5GHz帯を使用しています。
WiMAXは高速データ通信に向いているという特徴があります。また、直進性が高いのが特徴です。反面、回り込みにくいという弱点があります。建物の陰や山のかげ、谷間などにはやや届きにくい特性を持っています。

日本でのWiMAXの歴史

日本では2009年7月1日からサービスがスタートしました。当初は最大下り40Mbps/上り10Mbpsという速度でスタートしました。2012年に人口カバー率が90%を超えて、全国で利用できるようになりました。
そして、2013年10月からは、WiMAX2+にバージョンアップし、最大下り110Mbpsに高速化されました。
さらに2015年には220Mbpsに高速化され、ますます便利になっています。

WiMAXの通信エリア

WiMAXの通信エリアは、全国主要都市の人口カバー率で99%超、全体の人口カバー率は90%超となっています。UQコミュニケーションズのサイトでは毎日のようにエリア拡大の情報が更新されています。
広さはもちろん、地下鉄や駅、空港、地下街などにもアンテナを設置して、ますます通信エリアは拡大しています。
※詳しくはUQWiMAXのサービスエリアをご覧ください。

 

エリアは拡大していますが、ひとつ注意すべき点があります。「WiMAXとは?」の項目でも書いたのですが、WiMAXの電波は直進性が高く回り込みにくいという性質を持っています。このため、例えば、窓がないような部屋の奥まった場所では受信できないことがあります。例えばカフェでもテラス席や窓際ではバリバリ受信できるのに、一番奥の席では受信できないということもあります。

 

携帯電話が使用しているプラチナバンド(700~900MHz)は回り込みやすく、部屋の奥まった場所でも受信できる場合が多いです。携帯電話がバリバリ圏内でもWiMAXは圏外というのはよくありますので、カフェなどでWiMAXを使用する際は注意が必要です。(窓際の席を選ぶようにするといいでしょう)

更新履歴